こんにちは。めぐる(@meguru_ta_bi)です。
今回は総合旅行業取扱管理者の試験を受けるにあたって、旅行業約款・その他関連約款を独学を成功させるカギとなるポイントについてお伝えしていきます。
業法についてはこちらからお願いします。
旅行業約款・その他関連約款について
旅行業務取扱管理者の試験は、4科目(①業法 ②約款 ③国内旅行実務 ④海外旅行実務)から成り立っていることは、以前お伝えした通りです。
この中でも、②約款(旅行業約款・その他関連約款)では、旅行業約款、運送約款および宿泊約款に関する知識について学びます。
旅行業務取扱管理者の試験を受けるにあたって、業法に引き続き、基本となる科目ですのでしっかり身に着けられるよう、過去問を基にじっくり見ていきましょう!
旅行業、運送、宿泊。この3つの約款について覚えるといいわ
約款ってなんですか?
そうね、簡単にいうと契約を結ぶ時の約束事かな
『グアム3泊4日の旅!』を卒業旅行で友達といったのはとっても楽しかったなぁ
そういった企画型旅行は、不測の事態に備えて、いろんな約束事をしてから旅行に行ってるの、例えば「旅行のキャンセルがあったらこうします」「値段の変更があったら、何日以内に通知します」のような細かい決め事がたくさん書いている契約書にサインしたはずよ
そういえば、契約時に小さい文字で、ずらーっと書かれた保険の契約をする時のような紙があってそこに自分の名前を書いた気がします。
そうそれは旅行に関する約款(約束事)が書いているの。それは旅行業者によって違うのだけども
約款の試験について
出題範囲
- 旅行業約款
- 運送約款
- 宿泊約款
点数配分と合格ライン
約款は
- 1問4点×20問(旅行業約款)
- 1問2点×5問(国際運送約款)
- 1問2点×3問(国内旅行運送約款)
- 1問2点×1問(自動車運送約款(バス))
- 1問2点×1問(宿泊約款)
で近年は構成されています。60点/100 が合格ラインとなります。
出題傾向と難易度
約款も、業法と同じように毎年同じような出題傾向ですので、過去問を繰り返すことで確実に点数を取ることができるようになります。後の2科目に比べると、難易度は低いと言えます。また、国内合格者でも、約款の受験は必須となります。
約款の合格のために抑えておくべき重要ポイント
重要ポイントをまとめておいたわ。
- 標準旅行業約款
- 企画旅行契約における電話での予約
- 契約の成立時期
- 旅行代金などの変更
- 旅行者および旅行業者の契約の解除権
- 旅行業者の責任
- 特別補償規定の定義
- 手配旅行契約における契約の解除
- 国際・国内航空約款
- 国際航空運送約款における無料手荷物許容量
- 運送人の責任
- 国内航空運送約款におけるペットの扱い
- JR旅客営業規則
- 運賃
- 乗車券
- モデル宿泊約款
- 宿泊の契約
- 宿泊客の権利
JR旅客業規則?みたいなのがありますね
いいところに目がいくわね!約款の範囲を勉強する上で、次に繋がる「国内旅行業務」の問題を解く時の基礎なのでここはきちんと理解しないといけないわ。
なるほどー!
たくさんあるけど、これから1つ1つ見ていきましょう。
学習のポンインから伝えておくわね。
約款の学習ポイント
- 標準旅行業約款の「企画旅行契約」と「手配旅行契約」との違いを認識しておく。
- 特別補償規定の「補償金などの支払い」「支払わない場合」など基本的な事項について理解しておく。
- 標準旅行業約款の「旅行相談契約の部」「渡航手続代行契約の部」も理解しておく。
- 国際航空運送約款と国内航空運送約款との違いを整理しておく。
航空運送や宿泊約款は、馴染みもあるから学習しやすいと思うわ。
次回からは一つずつ詳しく見ていくわね。
まとめ
これらが約款を攻略する為のポイントになります。約款で学習したことは、そのまま次の科目の国内旅行実務での基礎となります。よく理解して、過去問を繰り返していきましょう。
次回から一つずつ詳しく解説していきます。