【総合旅行業務取扱管理者 国内旅行実務】宿泊料金・貸切バス料金・フェリー運送料金の攻略のポイント【よく出題される問題】

国内旅行業務

こんにちは。めぐる(@meguru_ta_bi)です。

今回は、総合旅行業取扱管理者の試験を受けるにあたって、国内旅行実務の中で比較的点数に結び付けやすい、宿泊、貸切バス、フェリー料金に関する問題について過去問を基にポイントをお伝えしていきます。

前回の記事はこちらからお願い致します。

【総合旅行業務取扱管理者 国内旅行実務】国内航空運賃の攻略のポイント【よく出題される問題】
こんにちは。めぐる(@meguru_ta_bi)です。今回は、総合旅行業取扱管理者の試験を受けるにあたって、国内旅行実務の中で比較的点数に結び付けやすい、国内航空運賃に関する問題について過去問を基にポイントをお伝えしていきます。...
めぐる
めぐる

今回は、宿泊、貸切バス、フェリーの料金について説明していきます。比較的理解しやすいし、それぞれ1問ずつ出題される傾向にあるからよく勉強しましょう。

たびこ
たびこ

わかりました!お願いします!

よく出題される問題(宿泊)

国内旅行実務 令和元年度出題

※消費税は現在10%。本問は出題当時のもの。

正解はbです。

a…消費税は、基本宿泊料とサービス料の合計額に課税される。

b…宿泊料金は、基本宿泊料の他に追加料金、サービス料、消費税、入湯税等が加算される。また、モデル宿泊約款により、子供料金は子供用食事と寝具を提供した場合、大人料金の50%が適用される。したがって、本問の場合、

基本宿泊料が20,000円×2人+(20,000円×50%)×1人=50,000円。

サービス料が10%で、50,000円×10%=5,000円

消費税が(50,000円+5,000円)×8%=4,400円

入湯税1人150円が2人(12歳未満は免除)で、150円×2人=300円

となり、合計額59,700円が支払い総額となる。

c、d…子供料金は大人料金の50%(大人に準じた食事の提供の場合、70%

めぐる
めぐる

宿泊料金は毎年出題されているけど、パターンさえ覚えてしまえばスラスラ解けるわよ。

たびこ
たびこ

わかりました!

めぐる
めぐる

次は貸切バスについてね。

よく出題される問題(貸切バス)

国内旅行実務 令和元年度出題

正解はdです。

貸切バスの運賃の時間制運賃は、出庫から帰庫までの走行時間(拘束時間)8時間30分に、点呼・点検時間各1時間を含めた10時間30分を、端数を切り上げた11時間とし、これに1時間当たりの7,000円を乗じ算出する。また、キロ制運賃は、実車距離253㎞に回送距離計30㎞を含めた走行距離283㎞で、10㎞単位に切り上げた290㎞で計算する。これに1㎞当たりの150円を乗じる。したがって、時間制運賃7,000円×11時間=77,000円。キロ制運賃150円×290㎞=43,500円。となり、その合計額120,500円が本問貸切バス運賃の合計額となる。

走行時間の端数…30分未満切り捨て。30分以上切り上げ

時間制運賃の端数…切り上げ

めぐる
めぐる

バスの問題は、時間制運賃とキロ制運賃を抑えておけば大丈夫よ。

続いてフェリーの問題に移るわね。

よく出題される問題(フェリー)

国内旅行実務 令和元年度出題

正解はdです。

標準運送約款(フェリー約款)によれば、自動車航送運賃には、運転者1名分の二等船室の旅客運賃が含まれているが、1等、寝台など上等級を利用する場合には、その差額が必要となる。また、未就学児は、指定制の座席又は寝台を1人で使用する場合は、小児運賃及び料金が必要となる。したがって、本問の場合は、大人1人分、運転者1名分の差額、小児2人分、自動車1台分の運賃の合計額が支払総額となる。

7,500円×1人+(7,500円ー5,000円)×1人+3,750円×2人+25,000円=42,500円 となる。

未就学児は、指定制の座席又は寝台を1人で使用する場合を除いて、運賃及び料金は無料となる

めぐる
めぐる

フェリーの問題もパターンを覚えておけば、簡単に解けるようになるわ。

たびこ
たびこ

難しい問題が多い分、取れる問題はミスしないようにしないといけませんね。

まとめ

今回は、宿泊、バス、フェリーと説明しましたが、比較的わかりやすく、国内旅行実務の中では必ず点数に結び付けたい問題です。よく理解して、ミスをしないよう気を付けましょう。

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