【総合旅行業務取扱管理者 海外旅行実務】出入国関係法令~旅券法~

海外旅行業務

こんにちは。めぐる(@meguru_ta_bi)です。

今回から、海外旅行実務について学びます。総合旅行業取扱管理者の試験を受けるにあたって、海外旅行実務の中でも比較的勉強しやすい、出入国関係法令について過去問を基にポイントをお伝えしていきます。

前回の記事はこちらからお願い致します。

【総合旅行業務取扱管理者 国内旅行実務】国内観光地理の基礎知識~温泉編~
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めぐる
めぐる

今回から、海外旅行実務について学習していきましょう。

たびこ
たびこ

難しそうですよね。。。

めぐる
めぐる

難しい項目もあるけど、比較的わかりやすいところから説明していくから大丈夫よ。他の単元が100点満点なのに対して、海外旅行実務は200点満点なの。出題範囲が広くなるから、頑張りましょう。

たびこ
たびこ

簡単なところから始めてもらえると勉強しやすくなりますね!

よく出題される問題(出入国関係法令…旅券法①)

海外旅行実務 令和元年度出題

正解はaです。

満20歳未満の者が旅券の発給を申請する場合には、民法に定める婚姻によるみなし成年、未成年にかかわりなく、有効期間が5年の旅券が発給される。なお、民法の成年年齢が改正され、2022年4月以降は、18歳以上の者が有効期間10年の旅券の申請が可能になる

よく出題される問題(出入国関係法令…旅券法②)

海外旅行実務 令和元年度出題

正解はdです。

旅券法第16条の規定により、旅券の名義人が外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在しようとするときは、遅滞なく、当該住所又は居所を管轄する領事館に在留届1通を提出しなければならない。外務大臣ではない。

よく出題される問題(出入国関係法令…旅券法③)

海外旅行実務 令和元年度出題

正解はaです。

ウ…旅券の記載事項に変更を生じた場合、記載事項変更用の一般旅券発給申請書で旅券の発給申請ができるのは、名義人の氏名、本籍の都道府県名の変更の他、生年月日と性別の変更にも認められるので、こちらは誤り。

よく出題される問題(出入国関係法令…旅券法④)

海外旅行実務 令和元年度出題

正解は、abc全てです。

旅券法のポイント

旅券(パスポート)の申請に必要な書類と写真

  1. 一般旅券発給申請書1通
  2. 戸籍謄本または抄本(申請の日前6か月以内に発行されたもの)
  3. 写真1枚
  4. 身元確認のための書類
  5. その他必要とされる書類
身元確認のための書類・一点のみでよいもの
  • 日本国旅券(現に有効なものまたは失効後6か月以内の物)
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 写真付き身体障碍者手帳
  • 小型船舶操縦免許証

など

身元確認のための書類・2点必要なもの
  • 健康保険証などの被保険者証
  • 国民年金手帳
  • 新刊登録証明書と印鑑登録手帳

 など

代理申請について

本人が出頭して行うのが原則ですが、代理人による申請も認められています。申請の内容を知り、都道府県知事の指示を申請者に確実に伝達できる能力があるものでなければならない。(年齢の規定はない

  1. 申請者の配偶者または2親等内の親族(姻族を含む)
  2. 申請者が指定した者
  3. 旅行業者による代理申請

旅券の失効

次の場合、旅券の効力が切れます。

  1. 旅券の名義人が死亡したとき、または日本国籍を失ったとき
  2. 旅券の申請をした者が、その旅券の発行日または再発行日から6か月以内に旅券を受領しないとき
  3. 一往復用旅券の名義人が、その旅券の発行日から6か月以内に出国しないとき、または日本に帰国した時
  4. 旅券の有効期間が満了した時
  5. 有効な旅券を返納し、新たな旅券を申請する場合、その返納された旅券は新たな旅券が発行されたとき
  6. 紛失・焼失した旅券は、その旨の届け出をしたとき

まとめ

旅券(パスポート)について学びました。比較的理解しやすいと思いますので、必ず得点に結びつけられるよう、過去問を繰り返し解きましょう。

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